「7月 文月の会」~七夕の夕べ「筑前琵琶の世界」~ レポート!
和流恒例の七夕の夕べは、南区大橋の〝カフェド・トワレ″さんで、大入り満席45名のご参加で盛大に開催されました。今年は七夕飾りの短冊を団扇に代えて、筆ペンで思い思いの言葉やイラストを書いていただきました。大作もあり飾られた団扇で素敵な空間になりました。
第1部はまず、岡部定一郎先生より〝時″がどのように伝わったのか。又、節句の始まりと意味。そして新元号〝令和″に関する話をしていただきました。岡部先生の頭の中にぎっしり詰まった知識のほんの一部しか聞くことはできませんが、直接聞ける贅沢な時間でした。
続いて、今回のメインゲストの筑前琵琶奏者 寺田蝶美さんの弾き語りでした。初めて聴く博多で生まれた筑前琵琶の音色が会場全員の心に沁み渡りました。
1曲めの「大宰府梅花」は令和にまつわる曲。
2曲めの「濡衣物語」は蝶美さんの美しい容姿から繰り出される激しい曲と唄に引き込まれました。地元の博多区千代町にそのような話があった事を蝶美さんの唄で聴き、こうして琵琶で子々孫々に物語を伝えていくものだと知りました。
参加の方から
「筑前琵琶は、初めて聴きました。しかもG20で演奏されるような方の。とても感動いたしました。また岡部先生の話も興味深く、天智天皇、持統天皇など中学、高校で勉強した歴史上の人物が、太宰府、朝倉と地元に縁りがあると、とても身近に感ずることが出来ました」などのご感想をいただきました!
第2部は美味しい懐石弁当を頂いた後、装いも新たに着物地で作られた洋装の蝶美さんとトワレのマスターJUNさんの、筑前琵琶とピアノ演奏のコラボ!
「星めぐりの歌・千の風にのって・上を向いて歩こう・ふるさと」など、参加者の皆さんも合唱して楽しみました。
その後はサプライズで、トワレのママとJUNさんのコラボ。
息のあった演奏とママの甘い歌声に癒されました。もっと聴きたいという余韻を残したまま、楽しく中身の濃い七夕の夕べはあっという間に閉幕となりました。
イベントの様子
和流ルネッサンス倶楽部九州 代表 浜田安代
ご参加の皆さまとご一緒に短冊に変え団扇へ願いを込めました♪
福岡市内はもとより、飯塚、平戸、玉名など遠方からお越しの方や初参加の方も沢山いらして、スタッフ一同御礼申し上げます。
皆様の願いが叶いますように…。星に願いを込めて。
和流ルネッサンス倶楽部九州スタッフ一同
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