卯月の会レポート 西郷どんと福岡 ~白木家の縁~ 講師:白木 大五郎 氏
平成最後の和流ルネッサンス倶楽部・卯月の会に、たくさんのご参加をいただきありがとうございました!
イムズ3F「ABSS」の会場ほぼ満席でした。
昨年の大河ドラマで放送されなかった、私達が知らない歴史の真実・・・それが、
福岡・親不孝通りに現存する「福萬醤油」 6代目・白木大五郎さんの講話で披露されました。
幕末当時、 福岡藩には勤王党があり、白木大五郎さんのご先祖・白木太七氏も勤王商人でありました。
西郷さんが僧侶月照の保護を考え、薩摩に連れていく途中立ち寄ったのが福岡。
今の親不孝通りで醤油蔵を持っていた白木太七氏は西郷さんを数日匿ったそうです。
それが犯罪者逃亡に手を貸した罪で、太七氏は後に長崎にて切られたそう。
国の未来の為に何かしたいと云う思いから西郷さんを匿ったのでしたが、
当時は白木家から罪人を出したと云う事からひっそりと埋葬されたといいます。
幕末・維新の有名な志士が名を連ねる中、名も知られずとも命をかけて時代の変化を支えた人が
福岡に多くいた事を改めて知る事が出来、思わず胸の中で手を合わせたのでした。
最後までご覧いただき有難うございました。
取り戻そう!世界に誇れる美しい国、日本。
和流ルネッサンス倶楽部九州
広報委員 奥 富士子